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Channel: 草の根広告社
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「あたらしい靴をはいて」

 あたらしい靴で歩き出すには、ぴったりな季節だ。  しかも、今年の春は、僕にとって今までと違う、特別な春だ。ひとつは人生の半分近くにあたる21年間、当たり前のようにやって来た夜が来なくなったこと。...

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「ダイエットとミニマリズム」

 肉体改造に取り組んでいるとき、いつも思い出す一冊がある。 僕が「究極のミニマリズム書」として時折り読み返すその本は、   続きを読む

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「地球ってなんてやさしい星なんだろう」

 モノを増やさない生活を心掛けている僕が、例外的に拾い集めてしまっているものがある。それは、   続きを読む

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「しあわせのアジフライ」

  魚は、港へ買いに行く。  できるだけ、朝早い方がいい。朝、海を見てシラス漁が行われていれば尚更だ。詳しい釣果を呟いてくれる漁師さんのツイッターをフォローしておけばさらに確実だ。家を出る前に炊飯器のスイッチだけ入れておけば、30分後には、獲れたての生シラス丼が朝ごはんになる。    続きを読む

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「自由な生活」

 まるで裸で宇宙空間に放り出されたみたいだと最初は思った。目の前には海が凪いでいる。振り返れば里山が聳えている。そして見上げると、青い空を鳥が気持ちよさそうに舞っていた。それだけだ。5年前に移住した時は知り合いもいなかったし、ひとりだった。   続きを読む

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「里山の休日」

 天気の良い休日は、畑の手入れをする。海沿いに入り口のあるトンネルを2本抜けた里山の山麓にあるのが、僕らの畑だ。自宅から車でたった数分なのに、深い谷で外界と隔てられているせいで、海沿いとは空気が一変する。どこからか忍者や妖怪が出て来ても不思議ではない隠れ里のようでもある。   続きを読む

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「SEED FREEDOM」

 この世界で起きているひとつ1つと、真摯に向き合おうとすると、憂鬱になることの方が数としては多い。誰だってそうだろう。僕だってそうだ。とはいえ知らぬ存ぜぬというのも同じ人間としてあまりに無責任じゃないだろうか。   続きを読む

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「美しい景観」

 美しい自然には、二通りある。ひとつは、人の手が入っていない野生のままの自然。日本で言うと、屋久島の森に代表される「深山」のような場所がこれに当たる。そしてもうひとつは、   続きを読む

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「この町の匂い」

 たとえば、海岸線を走っている時のこと。向かい風が運んでくる潮の匂い。追い風に乗ってやってくる森の緑の匂い。海草やプランクトンが発する磯の香り。そして、全身をあたたかく包むような太陽の匂い。実に様々な匂いが鼻先を刺激する。そして、記憶の中に眠っていた言葉にできない何かが、様々な感情とともに呼び覚まされる。  続きを読む

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「海辺の飲み友達」

 誰かと外で飲む回数がめっきり減った。ちなみにここで言う外というのは、主に東京のことである。理由は簡単だ。東京で飲むと家に帰るのがかなり厄介になるからだ。   続きを読む

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「雨のバス」

 あじさいの葉が好きだ。あざやかな濃い緑色。淡いあじさいの花が美しく見えるのは、このあざやかな葉のおかげだと僕は思う。別に花を引き立てる葉を何かにたとえて気の利いたことを言おうなどという意図は今のところまったくない。ただ写真を撮ったときにふとそう思ったというだけの話だ。...

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「この波はどこから来るのか?」

 波打ち際で寄せては返す波を見ているとき、そして、その波が足元を濡らしたとき、誰もが一度はこう考えるだろう。 「この波はどこからやって来たんだろう?」  でも、その答えを知ろうとまではしないかもしれない。僕もそうだった。答えを知ったのは、この海辺の小さな町で暮らすようになった後のことだ。   続きを読む

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「曇りときどき、雨」

 どんなに種を蒔いても、芽が出ないことがある。   続きを読む

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「海辺のトンカツ」

 海沿いを走る134号線を、3匹の豚さんが行進していた。その光景が、始まりだった。   続きを読む

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「贅沢な暮らし」

 その昔、お茶を煎れる手間を文化にまで大成させた日本人がいた。時は流れ、今はペットボトルで売られているお茶を誰もが手軽に飲むことができる。お湯を沸かす必要すらない。すべての手間をお金で買うことができるというわけだ。いったい僕らは何を手に入れ、何を失ったんだろう。   続きを読む

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「ミニマリズムと離婚について」

 一番書きにくいことを書く。...

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「海辺の映画館」

 雨の休日は、映画館へ行く。 ランニングもできないし、畑にも行けない。となると、家で仕事をするか、本を読むか。外出するとしても映画を観るくらいしか(僕らにとって、という話だけれど)選択肢がないのが、田舎の良いところでもある。   続きを読む

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「定住か、漂泊か、」

 都会で暮らしていた頃は、いつも「ここではないどこかを旅すること」に憧れていた。ところが、この海辺の町で暮らすようになってからというもの、そんな旅に対する強い欲求が嘘みたいに消えてしまった。   続きを読む

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「裸足になって歩くこと」

 ビーチサンダルが嫌いな子供だった。  そもそも人前で裸足になるのが嫌だったのだ。友達のみならず、家族の前でも。はっきりした理由は分からない。けれど、とにかく裸足が嫌だった僕は、真夏でもソックスを履いていた。つまり、年中靴で過ごしていたわけだ。   続きを読む

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「海辺の小さな夏祭り」

 夏祭りの日にそわそわするなんて、子供の頃でさえ、なかったかもしれない。   続きを読む

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